静岡県のシステムキッチン交換専門店

アイ・アール・オー株式会社

• 住所
  ：静岡県浜松市中区住吉2丁目16-20
• 【リフォームコラム】

  過誤の多くは、コミュニケーションや意思疎通が不十分だったことが原因です。希望や要望は、できるだけ詳細に伝えることが重要です。例えば、カタログや雑誌から選んだ写真や記事をたくさん持っていれば、打ち合わせの際に役立ちます。言葉で説明するのが難しいことも、写真があれば、お互いのイメージを共有しやすくなります。その写真のどの部分が好きかを詳しく説明すれば、要望も伝わりやすくなります。
  タイルを使用したリノベーションは、製法によって在来工法やハーフユニットバスの浴室に限って施工が可能な場合がほとんどです。ユニットバスの壁をタイルで覆いたい場合は、先ずリフォーム業者に施工の可否を確認してください。現存の壁がタイルでできている状況であれば、最初に解体作業を行います。このポイントも十分に検討しましょう。通常合計で約10万円が相場となります。さらに、基礎の修繕・強化・防水工事を行う場合、さらに約5万円の費用がかかることもあります。
  バリアフリーの浴室があると、バリアフリーの改修とともに浴室暖房の設置もおすすめです。ヒートショックとは、急な温度変化により血圧が変動し、脳や心に障害を引き起こす現象を指します。これにより脳卒中や心筋梗塞、大動脈解離などが発生するリスクがあります。しかし、滑りにくい床や低い浴槽、寒い脱衣所から熱い湯船への入浴は介護者の姿勢や動きが楽になります。介護を受ける人と提供する人の安全のためにも、バリアフリーのお風呂は重要な対策と言えます。
  冬場は室内の温度差が大きくなり、ヒートショックを防ぐための対策が必要です。特にヒートショックの影響を受けやすいのは、以下のような方々です。年配者は、若い年代に比べて血圧の上下に対応するのが難しいため、60歳以上の方は、温度差が激しい場所での注意が大切です。心疾患を持つ人や、普通に血圧が高い人、寒い時期に体調が悪化する人なども、温度差の影響を受けやすいので注意が必要です。さらに、飲酒後に、酔っている状態でお風呂に入る人も注意が必要です。
  浴室の改修をせずに、床暖房を後から設置する方法があります。それは、浴室の床下に温水ヒーターや電気ヒーターなどの暖房機器を設置する方法です。通常、基盤は底面が鉄筋コンクリートで覆われており、基盤と床下には適切な作業スペースが確保されていることが前提条件です。床暖房を後から設置する際の注意点は、浴室の床に直接設置される床暖房に比べて、暖房効果が低くなることです。浴室の直下に暖房機を後から設置しても、床暖房と同時に浴室暖房乾燥機を設置することを推奨するメーカーも存在します。そのため、短時間で浴室の床を温めることは困難である可能性があります。
  浴室の壁材として古くから使われているタイルは、そのデザインの美しさが魅力的です。現代の住宅でも、腰板部分に限定して使用されるなど、浴室のアクセントとして利用されることがあります。施工が難しく、目地に汚れが付きやすいという問題もありますが、近年では大サイズのタイルや掃除がしやすい目地も増えており、手入れの容易さが向上しています。ただし、ユニットバスの場合は、規格に合った壁材でなければなりませんので、タイルを利用できない場合があります。リフォーム業者と相談してみることをお勧めします。ハーフユニットバスや、伝統的な在来工法の浴室では、タイル壁がおすすめです。