静岡県のユニットバス工事の専門店

アイ・アール・オー株式会社

• 住所
  ：静岡県浜松市中区住吉2丁目16-20
• 【リフォームコラム】

  浴室の改装を行わずに、15から25万円程度の予算を見込んでおくと良いでしょう。在来工法で床暖房を設置する際には、既存の浴室の床を取り除く工事が不可欠です。床を解体する際の下地の状態や採用する暖房の熱源によって費用が変動します。リビングなどで使用している暖房器具の熱源を利用することで、無駄なコストをかけずに、効果的な施工方法を選択できます。バスルームの床暖房の設置には、概ね2から3日程度かかります。そのため、短時間で浴室の床を温めることは難しい場合があります。
  浴室に温水床暖房を設置すると、床が温かくなりますが、浴室内の温度を高めるだけでは完璧ではありません。ヒートショックを防止するためには、床暖房だけでなく断熱工事も必要です。浴室の床や壁、天井に断熱材を入れ、窓は断熱機能のあるものに変更することが必要です。さらに、浴槽は保温性能の高いユニットバスを選び、床暖房を入れると、全体を再度組み立てる方法で施工します。床暖房を設置するだけでなく、空間全体の断熱効果があるため、床暖房の運転コストも軽減できるでしょう。リフォームの際には、床や壁の断熱も検討してみてください。
  浴室用品メーカーが取り扱うユニットバスには、床暖房の設置が可能です。洗い場の床下に熱線を配線する仕組みとなっており、ボタン1つで入浴前から床を温めることが可能です。エネルギー源は電気やガスなど多種多様ですが、通常5℃くらいで冷たいと感じる床を約20℃まで暖めることができる床暖房システムを採用している製造業者もあります。最初にお風呂に入る人は湯気が浴室内に十分に広がっていないため、浴室の室内温度も低い状態になります。お風呂に入る前に床暖房を稼動させておくことで、最初のお風呂でも床は暖かく、心地よく入浴できるでしょう。
  冬季は室内の温度差が激しくなり、ヒートショックを防ぐための対策が必要です。ヒートショックの影響を強く受けるとされるのは、以下の人々です。高齢者は、若い世代に比べて血圧の変動に適応するのが難しいため、60歳以上の方は温度差が大きい場所での注意が必要です。心疾患を患っている人や、通常血圧が高い人、寒い時期に体調が悪化する人などは、温度差の影響を受けやすく注意が必要です。さらに、飲酒後に、酔いが残ったまま入浴する人も注意が必要です。
  浴室の壁材として古くから使われているタイルは、そのデザイン性の豊かさが魅力的です。最近の住宅でも、腰板部分に限定して使用されるなど、既存のパネルの取り壊し費・新しいパネルの設置費・コーキング費が必要になります。施工が難しく、目地に汚れが付きやすいという問題もありますが、近年では大きなサイズのタイルや掃除がしやすい目地も増えており、メンテナンスがしやすくなっています。ただし、ユニットバスの場合は規格に合った壁材を用いなければならないため、タイルを使用できない場合があります。リフォーム業者との相談が大切です。ハーフユニットバスや在来工法の浴室では、タイル壁が推奨されます。
  コの字型キッチンのメリットは、収納エリアが広いことです。一般的なキッチンと比べて面積が広いため、キッチン下を収納スペースとして利用できれば、多くの収納量が得られます。高さを利用した食器棚を使うと、身長が不足して手が届かないことがありますし、地震の際に食器が落ちる恐れもあります。しかしコの字型キッチンなら、キッチン下を収納エリアとして利用できるので、これらの心配がなくなります。さらに、高い食器棚を設置しなくても済むので、キッチンの圧迫感も少なくなります。ただし、キッチン下は子供の手が届きやすいので、お子様が開けないように、家庭内で対策を取る必要があります。